「親子で遊ぼう会」にじみ絵をしたよ。

4月に開園のためアミカスで行う「親子で遊ぼう会」も今回のにじみ絵で最後に
なりました。(次回からは風の森の園舎で土曜日に行う予定で計画します)
この最後の遊ぼう会には12組の親子が来てくださいました。

初めはみんなでま〜るくなり朝の集いです。
初めてのお友達もいましたが、おはよう回しをするうちに一人ひとりの手の中にかわいいお花が咲いたように感じましたよ。
次にみんなの手に回ってきたのは柔らかい羊毛ボール、これはほっぺにつけて
感触を楽しみ、次はメルヘンクーゲル、耳元にあてて澄んだ音色に心地よくなり、最後は小人さんがこども達に何かを囁いたようですがなんていったのでしょうね?きっと、こども達の耳には聞こえたことでしょう。

場所を変えて、にじみ絵をしました。今回は赤と黄色の2色。
濡らした紙の上にたっぷりと色を含んだ平筆で自由に塗りたくるとこども達は
快い健康的な気持ちになってきます。思いがけない方向に色が広がり、色同士
がまじりあって新しい色が生まれます。こども達はその変幻を自分の目で体験するのです。お母さんが描くとき、その手もとをじっと見ている子もいれば
自分の紙の水分を拭ったりして準備をする子もいましたよ。
いよいよこども達の番になると待ちかねたように平筆を取り描き出すこども達
。その表情は色と会話しながら描いているようです。

にじみ絵のあとは、いつものテーブル劇。今回は教師の膝の上で「にんじん、
だいこん、ごぼうさん」のお話でした。優しいライアーの音でお話が始まると
1歳のこども達も2歳になったばかりのこども達もシーンと水を打ったように
お話に聞き入っていました。いつもながらこども達の集中力には驚かされ感動します。