私たちができること

 19日土曜日,小中学校の先生や教師を目指す学生,地域の方々が子どもの教育環境について語り合う「リアル熟議」が開かれました。全国で広がっている集会で九州では初めての開催。パネリストは,「ゆとり教育」を推進した元文科相の 寺脇 研氏,食育をライフワークとする九大大学院の 比良松 道一氏が務められました。


 100人を超える人たちが13のグループに分かれ,「子どもが楽しく学校に通うために,私たちができること」をテーマに熱い意見が交わされ,とても有意義な時間となったようです。


 私は,熟議自体は参加できなかったのですが,その後の懇親会に参加してきました。
興奮冷めやらぬ参加者から話を聞いていると,子どもたちのことを真剣に考えている大人がたくさんいることを心強く思いましたし,改めて自分ができることをしっかりやっていこうと元気をもらいました。
 子どもたちを取り巻く環境は私たちが想像している以上にシビアな面もあり,その中で自分を見失うことなく,目標や夢を持ったり,その実現のために力を発揮できるためには周りにいる大人たちがそれぞれの立場で,こどもに関わる必要性を改めて考えさせられました。


 今回,多くの学生が実行委員会のスタッフとして会に携わっていたことにも驚きましたし,その実行力には頭が下がります。
近い将来,現場に出た時に,子どものための良い実践をしている彼らと交流ができるように,私も新たなことを学びたいと思います。