わらべうたで遊ぼう

 久しぶりに遊ぼう会を行い,12組,30人の親子が参加してくださいました。いつも遊びに来てくれる子どもたちと初めて参加する子どもたちもたくさんいて,とても賑やかな時間でした。

 今回は親子のふれあい遊びを中心に,簡単なわらべうたもいくつか紹介しました。

 先ずはじめに,いつものようにみんなで朝のあいさつをし,お友達の名前を呼びながら『おはよう回し』をしました。毎回そうですが,自分の名前を呼ばれた子どもは恥ずかしそうな表情を見せながらも,何だか嬉しそうにニコニコしています。初めて会った同士でも名前を呼ぶことで,親近感が増すのかもしれませんね。

 次に羊毛ボールを電車に見立て,足のトンネルを走らせたり,両手でウサギの耳やカタツムリの角を作ってお隣さんに次々と渡して,遊びました。


 ふれあい遊び,わらべうたは
・うえから したから ・おでこさんを ・ここは とうちゃん にんどころ
・1 2サンドイッチ ・ラララ ぞうきん ・なべなべそこぬけ
・くまさん ・からす かずのこ   を行いました。

 親子で向き合って顔に触れたり,だっこし合ったり,時には体を丸ごと使って遊びましたが,子どもはもちろんのこと,お母さん方がとても楽しそうにしているのが印象的でした。また,なべなべそこぬけなどは初めは親子で,次に2組の親子で,最後は参加者全員で大きな円を作り,やってみたところちゃんとひっくり返ることも,元にできることもできました。

 子どもはお母さんの笑顔が大好きです。お母さんが笑っていると自然と嬉しさがこみ上げてくるようで,笑い声が絶えない1時間でした。

 子どもの機嫌が悪いときや赤ちゃんがぐずった時,またはお母さんの気分が落ち込んだ時など親子でスキンシップをとることで気持ちが明るくなったりするものです。今回の遊びは簡単なものばかりなので,参加してくださった方がおうちでも遊んで,親子のふれあいを通して子どももお母さんも笑顔が増えると私たちも嬉しいです。


 人形劇は『まあちゃんのさんぽ』をしました。
暖かい春になって,まあちゃんがお散歩に出かけると黄色やピンク,赤い花と次々に出会います。出会いのたびにそれぞれのお花からマントやブーケ,冠をプレゼントされ,お姫様になって帰るというお話です。今回のお話も真剣に見入っていた子どもたち。その様子が微笑ましかったと言ってくださるお母さんもいらっしゃいました。


 最後にいつも遊びに来てくれる大ちゃんは偶然この日が誕生日だったので,みんなで ♪Happy Birthday を歌いました。「早く夜にならないかな・・・」「イチゴのショートケーキを食べるんだ」と家族でのお祝いを楽しみにしているようでしたよ。


 いつもの遊ぼう会はここでおしまいですが,この日は時間に少し余裕があったので,子どもたちが簡単なゲームをしたり,絵本を読んでいる間にお母さんたちだけで集まって,コミュニケーションを図ってもらうためのゲームをして過ごしました。


 お母さんが楽しい時間を過ごすことで,気持ちに余裕ができると子どもとの時間もより充実したものになります。そのお手伝いがこれからもできるように,楽しい企画を考えていきます。
 次は,クリップなどを使って簡単にできるスタンプ遊びをします。少しずつですが,参加者も増えています。興味がある方は是非,参加をお待ちしています。


 今回の遊ぼう会はスタッフも一緒に楽しみすぎて,写真を撮るのをすっかり忘れていました。次は写真を交えて様子をお伝えできるようにします。