オーストラリアにて  その2

手伝いに入った園はロリエンノヴァリスとグレネオンの2つ。他に小さな園がたくさんあるようです。ロリエンは郊外にあり幼稚園から高校までの校舎が点在しています。我が家のこども達はここに入りました。
グレネオンはノースシドニーにある学校で漫画「美味しんぼ」の作者のこどももここの生徒です。そういえばシュタイナー教育とこどもについて体験記を書いてますね。読みましたが面白かったです。私がいたころは仮園舎で、公立学校の校舎を休みごとに保護者の助けを借りてピンクに塗ったそうで素敵な園舎になっていました。シュタイナー幼稚園の先生たちはこどもがいる40代ぐらいの教師がほとんどで、ゆったりとこども達に接している姿が印象的でした。
ロビン、フランソワ、オニール、パッケット、は先生たちの名前でそのほかのカタカナはこども達の名前です。
ロリエンの5月から {にじみ絵・ろうそく作り}
朝来たこどもから自由あそびをする。このあとは朝のひと時とライゲン、水曜日なのでにじみ絵、といつものリズムで時間が過ぎる。そして、おやつの時間。胚芽クッキーのこどももいるが、ほとんどのこどもがとりだすのはリンゴでシャリシャリと丸かじりする。ごちそう様のあとは外遊び。砂、水、探検ごっことよく遊ぶ。この間にフランソワはろうそく作りの準備。水の入った缶と色のついたロウの缶を何色か交互におく。こども達は階段に座りロビンの話をきく。ロウがとても熱いこと、水とロウを交互につけて太くしていくことなどを伝えて作業開始。言われたように交互につけていくとだんだん太くなる。「わ〜、太ってきた〜。」「みてみて」と大喜び。ろうそくの下を立つように切って、カットした部分を薄く切ってろうそくに貼ると年輪ろうそくの出来上がり!
自分が作ったろうそくを愛しそうにそっと持ち帰る姿はとても愛らしい。
ろうそく作りが終わったらランチタイム。今日は外で食べることに。こども達のお弁当は365日同じようで、生の人参、サンドイッチ、リンゴなど。日本人のお弁当はこまやかで、「お前のママはコックさんか?」と言われていた
日本のこどももいました。ランチタイムの後部屋に入ったが、トーマスが朝から機嫌が悪く芝生に寝転がって中に入らなかったため私がトーマスと外に残りしばらくして室内に連れて行った。

どこの国のこどももかわいいですね。また、次回!