オーストラリアにて  その6

11月のグレネオン{オイリュトミー}
夏の始まりで少し暑いが、湿気がなく過ごしやすい。こども達は9時ごろまでに
登園して自由にすごしている。みんなが揃ったら集まりの時間になる。
先生が歌をうたうとこども達は静かに絨毯にまるくなる。正座が難しいようで
胡坐の格好の子がほとんど。サークルタイムは約15分。この時期はクリスマス
物語をお話や歌で聞いた後、いつもの朝の賛美。
Goodmorning    Dear earth
Goodmorning    Dear sun
Goodmorning    Dear trees end flowers each one
Goodmorning    Dear animals end birds in the trees
Goodmorning to you
Goodmorning to me
この後は、オイリュトミーの時間。2つのクラスに分かれミセスオニールの
クラスは縫い物をしながらまっている。{こども達が布にクレヨンで模様を
描き、その上を刺繍糸で縫う}オイリュトミストが来て30分ずつ行うあいだ
ミセスパッケトは手仕事をしながらオイリュトミーをしているこども達の様子
をみている。今日のオイリュトミーは{クリスマス}16人がまるくなり一緒に
動いているがする子もしない子もいる。この時期はその場の雰囲気を楽しめればいいという感じ。さりげなく始まりさりげなく終わっているが、特にひどく乱す子はミセスパケットが名前を囁いて注意している。
この後はおやつタイム。ベンチに座ってこどもはミネラル水、クッキーなど。先生はコーヒーを飲んで少しの休憩。ごちそう様のあとは外遊び。
男の子は花輪作り、木の皮はぎ{!}探検ごっこ。女の子は花輪作り、砂遊びままごと。  突然、甲高い笑い声が響き振り返ると手を腰にした女の子が
木のまたにスクッと立ち「私は女王様よ〜」とさけんでいた。
そうそう、忘れちゃいけないのが帽子。皮膚がんの多いオーストラリアでは
帽子と日焼け止めは必需品!家庭に1本ポンプ式のシャンプーのような日焼け止めがおいてある。テレビはしきりに皮膚がんに注意と繰り返している。
今日は水曜日なので12時にお迎えが来て先生と立ち話をして帰る。

シドニーの出来事
タウンホールという駅でのこと。
駅員用マイクから突然、オ〜ソレミ〜ヨ〜 の歌声が!その声ときたらオペラ歌手かと思うくらい!最後まで歌ったその人{イタリア人?}満足そうに
サンキュー。  何事?と思っていたホームにいた人はハッと我にかえり
ブラボー!! と拍手の嵐でした。 きっと、そのマイクちょっと貸して
とか言ったんでしょうね〜。