実りの秋

 24日に秋晴れの空の下,佐賀の富士町で農業を営む田中一平さんのご厚意で,稲刈りをしました。5月に植えた(手植え)稲は梅雨の雨と夏の日差しを受けてすくすくと育ち,たわわに実っていました。
鎌の使い方を教えてもらうと,小さな子どもたちでも上手に刈っていましたよ。やはり経験はするものだなと改めて感じます。
 本来なら機械で効率よく稲を刈るところを鎌で1束1束刈っていくと,農家さんへの感謝の気持ちが沸き,それを美味しくいただいている幸せを噛みしめることができます。稲を刈る,天日干しにするために稲を束ねる,普段はなかなかできない体験は農家さんの大変さの一端をうかがい知れ,作ってもらった農作物をいただく私たちができることの一つは,地元でできたものを食べて体も心も健康に過ごす事なのかもしれません。
 
 毎年,刈った稲(餅米)で年末に餅つきをするのですが,去年は大雪でできなかったので,今年は11月中に餅つきをする予定とのこと。わが家は毎年,友だち家族が集まり,20人ほどで餅つきをします。去年は一平さんから餅米を譲ってもらいついたのですが,買ったお餅では味合うことのできない美味しさにみんなビックリしました。田植えも稲刈りも経験していない方でも餅つきには参加可能です。日にちが決まり次第,HPでお知らせしますので,どうぞみなさん美味しいお餅を味わいに来てくださいね。


 おまけ:最初は張り切って稲を刈っていた子どもたち。カエルやバッタなどの姿を見つけると稲そっちのけで虫捕りに夢中になっていました。子どもたちにとっては最高の遊び場でした。

 一平農園 http://ippei.net/