山のようちえん その2 〜稲刈り〜

 5月に田植えをした稲が太陽と大地の恵みをたくさん受け、立派な稲穂に成長した9月22日、稲刈りに一平農園まで出かけてきました。
今回も子どもと大人あわせて31人の大人数で参加させていただきました。

 子どもたちには前日に話をしたものの、男の子たちは虫捕り網と虫かご持参んで集合。予想はしていましたが、稲刈りよりも虫捕りに意欲満々の姿に思わず笑ってしまいました。

 一平さんから1株の苗が育ち、約3000粒のお米(ごはんにするとお茶碗半分ぐらいだそうです)になると説明を受けて驚き、改めてお米をつくってくださる農家さんの大変さに想いを馳せることができました。

 鎌の使い方、刈り方を教えてもらい、実際に刈ってみるとその難しさを実感します。はじめは怖々だった子どもたちもおうちの方と一緒に刈って少しずつ上手になっていたようです。
最初は虫捕りに夢中だった男の子たちもいつの間にかしっかりと作業ができていました。

 作業は稲刈りだけではなく、刈った稲をわらで束ねたり、天日干しにするために組んだ竹にかけたりと様々な体験をすることができました。
今回はもりのきさん(年長児)やわかばさん(年中児)はもちろん、前回の田植えで田んぼに入るのを嫌がっていたはっぱちゃん(年少児)もしっかりと仕事をしていたので、成長を感じることができました。

 お昼ご飯もみんなで賑やかにお喋りしながら食べ、心も体も満足した後はお散歩をしたり、男の子たちは虫探しを再開したりと思い思いに過ごしました。

 最後に一平さんと久美子さんご夫妻に子どもたちからお礼の歌をプレゼント。稲刈りにぴったりの歌で喜んでもらいました。
次は11月下旬におもちつきです。
田植え、稲刈りと体験させてもらった後のおもちはきっと美味しいことでしょう。


  ♪ 秋はいいな きれいだな
    お米も実るよ 果物も
    山からころころ やってくる