2013年度 入園説明会

 10月1日に来年度の入園説明会を行い、数組の方が参加してくださいました。
お茶を飲みながらゆっくりとお話することができ、一緒に来た子どもたちは託児の先生と遊びながら、1時間近く待つことができました。

 その中で在園のお母さんが入園してからの子どもの変化や園生活の感想を話してくださり、より具体的に園のことを紹介できたように感じました。
ほかのお母さん方も参加者の方々へお手紙を書いてくださったので、ご紹介します。

 「入園して半年近く、時々、今まで出来てなかったことを普通にしていてハッとします。弁当の片付け、トイレのスリッパをそろえたり、毎日の自然な流れの中で身についていくのでしょうね。   はっぱちゃん(年少)男児

 
 「風の森に通っていて良かったなと思うのは、少人数なので先生方には1人1人にゆったりと向き合っていただけることです。その家庭的な環境に、年少の娘はしばらく『あしたも先生のお家で遊ぶ』と言うくらいリラックスしていました。
 また園庭での野菜作りや『山のようちえん』での田植えや稲刈りも家族皆で楽しめる貴重な体験だと思います。
 お弁当や給食を通して苦手な食べ物が少しずつ食べられるようになったり、小さな成長の積み重ねを先生と一緒に喜べるのも親としてはとても嬉しいことです。 
 来年の春、新しいお友だちと一緒に園生活を送れることを、親子で楽しみにしています。             はっぱちゃん(年少)女児」


 「少人数で先生がしっかり見守ってくださり、子どもが安心して心ゆくまで楽しんでいるのが伝わります。
 食を重視されていて、自分たちで給食を作らせてもらえることもありがたいと感じています。給食に使う食材の産地を毎回細かく伝えてくださるので、感激しました。
 母の日や夕涼みなど子どもと一緒に参加できる行事も心がこもっていて温かく、幸せな気持ちになります。      はっぱちゃん(年少)男児


 「4月から親子共々、初めての幼稚園生活が始まりました。はずかしがり屋の娘が幼稚園に行くことでどんな風に成長するか、私はとても楽しみでした。
 が、夫はこの風の森へ入園を決めてからも人数の少なさを少し不安要素としてもっていました。
 入園当初、娘は幼稚園の玄関前で『いってらっしゃい』と私が言うなり、足にまとわりついて、なかなか離れませんでした。
それが少しずつ、足にひっつく時間が短くなり、私が帰ろうとすると娘の視線を強く感じ、後ろ髪をひかれる想いをしていたのが、少しずつ減り、日に日に園になれ、今は○○ちゃんが来たから、一緒に行こう!と親の存在がないかのように、すんなり園に入っていくまでになりました。
この成長過程を目の前で見守られる事、うれしく思います。
 そして、お迎えの時、直接先生にお会いできるので、気になった娘の様子をたずねたり、先生が園での様子をお話くださったりとこのやりとりは、家庭的な少人数の園だからこそ、出来ると思います。
 また、娘が目を真ん丸くして、少し興奮気味に毎日園であった出来事を話す姿を見て夫とよく話すのですが、
『私たちが子どもの頃、こんなに幼稚園好きだったかねー?』って。
夫は『イヤ、積極的に幼稚園を休む方法をよく考えていて仮病をよく使っていた』と。
私もあまり幼稚園が好きではなく、娘が金曜日の夜に必ず言う、あと2日も幼稚園お休み、イヤだなー、そして月曜日の朝、待ってましたと言わんばかりの勢いで、土日に拾った葉や木、作った物を○○ちゃんにあげるーとかばんに詰め込む姿を見て、『こんな気持ちになってなかったなー』と。
 これらはこの風の森幼稚園が家庭的な雰囲気で娘に安心感を持たせ、1人1人のそのままの姿を受け止めてくださる先生方がいらっしゃるからだと夫とよく話しています。
 そして、夫の当初の少人数の不安はどこへやら・・・
私自身はというと、私が風の森に通いたいなって思ってます。
 ぜひぜひ、一緒に子どもの成長を見守りましょう。
出来立てホヤホヤの幼稚園を一緒に盛り上げて行きましょう。
                     はっぱちゃん(年少)女児」


 「自然の中でたくさん体を動かして遊んでいるので、体が強くなり風邪をひかない体になっています。お姉ちゃんが風邪をもらってきてもうつらないし、4月からまだ1日もお休みしていません。
車通りも少ないので、空気もきれいだし、安全です。
 オイリュトミーやにじみ絵などの室内での活動やお友だちとの関わりの中で表現力も豊かになっています。
 親は毎日の送迎とお弁当作りが大変ですが、送迎時の子どもの様子を見ることも今では貴重な時間だと感じていますし、毎日風の森の空気を味わうことができて、私自身いやされています。
 お弁当作りも慣れるまで正直しんどかったですが、感謝の気持ちで
“いただきます”をしてくれている子どもを見ると、私もお弁当を作らせていただき、ありがたいと思えるようになりました。
 そして、2学期からの週2回の給食の日は子どもにとっても親にとっても喜びの日です。毎回本当に嬉しそうに、誇らしげに、作ったことを報告してくれます。
 山のようちえんでの田植え、稲刈りも家族みんなにとってかけがえのない経験となっています。
 まだまだ書ききれないほど素敵なところがたくさんあります。私も入園したいです。
ご縁があって入園させていただき、心から感謝しています。
                    もりのきさん(年長)女児」


 「WELCOM 風の森
 1年間弱、ドイツのミュンヘンで本場のシュタイナー教育にふれてきました。ステキな先生方2人が日本の風土に合わせたシュタイナー教育をおこなっていますよ。
 ここに通わせて毎日楽しそうな子どもを見るとよかったなぁとしみじみ思います。
 お母さんたちも仲良しで今はバザーにむけてせっせと手仕事しています。
 ぜひ!!               もりのきさん(年長)女児」


 入園説明会は終わりましたが、見学などはいつでも受け付けています。
少しでも興味がある方は一度遊びに来ませんか?
子どもたちもお客さまが大好きなので、大歓迎でお茶やごちそう(ままごと)を振舞ってくれますよ。
 お待ちしています。