稲刈り

9月21日  稲刈りに行ってきました。
こんなに暑い中での稲刈りは初めてでしたが、時折吹く山からの風はやはり
秋の風で心地よかったです。
田んぼの周りを彩る赤や白の彼岸花は、今を盛りと咲き誇っていましたが
いつも不思議に思うのは、どんなに気候が不順な年でも咲くべき時が来ると
必ず花開くということです。いったいどこにどんな暦を持っているのでしょう!?
こどもの成長もまた同じで、身体の中にその子のリズムがあり時期がくれば
花開くのでしょう。待つことも必要な時間だと彼岸花をみてしみじみ思ったことでした。
昨年は稲刈りはそっちのけで虫探しに走り回ったり鎌を持つのを怖がっていた子供も、今年は大人に負けない働きをしている姿に驚きでした。
立派な働き手としてのたくましさを感じました。
日頃よく見るお米は精米されて袋に入れられたものですが、自然のめぐみや
多くの手間がかかって初めて口に入ることを体験から知っている子供たちは
瑞穂の国の子供らしくきれいな所作で無駄にしないように食べます。
このもち米を使ってのお餅つきも楽しみです。