美味しい11月??


11日は風の森、恒例の味噌つくり。

麹と塩をみんなで混ぜると「なんか手がつるつるしてきた〜」の声が。
大豆をつぶして煮汁を加えてこねこね・・・味噌玉を作り思い切り容器に投げ入れていきます。
シュタイナー保育の講演のためにニュージーランドから来日していたバーニーさんが、ちょうどこの日は風の森のお母さん達とお茶会をしていたこともあり
終了後味噌つくりに参加してくださいました。
麹に興味津々の様子でした。日本ならではの文化や伝統を保育に取り入れることは大切なこととおしゃっていました。
給食のお味噌汁は昨年の手作り味噌ですが美味しいですよ。今年の味噌も半年後には心もお腹もみたしてくれることでしょう。


23日はこれも恒例の、山の幼稚園のお餅つき。
一平さんのところ、佐賀に入ると道路には霜がおりてうっすらと白くなっていました。日中は暖かくなりこども達はもち米が蒸しあがるまで、
かまどに槇をくべる
火の番をしたり七年庵(古民家)の周りで木の実や虫探しを楽しんでいました。もち米が蒸しあがると餅つきの始まり。九州ならではの石臼と杵。
お父さん、お母さん、こども達がひとつになってペッタンペッタン・・・草餅、玄米もち、白餅、芋餅とたくさんのおもちが搗きあがりました。
9月に汗をかきながら刈ったもち米が美味しいおもちに変身!
味噌汁、漬物、煮豆、ゆで卵、サラダなどたくさんの差し入れと一緒に気持ちがいいくらいパクパク食べていたこども達。
たくさんの人に、いろいろなものに感謝の1日でしたね。


11月の終わりはクリスマスにむけての手仕事がすすみます。もりのき(年長)さんたちは羊毛の天使つくり。ニードルも上手です。おなじ材料なのに一人ひとり個性が光る
天使さんの出来上がり。クリスマスのお母さんへのプレゼントは羊毛ボールのリース。
自分の好きな色を選んで、ぬるま湯の中で羊毛ボールをせっせと作り完全に乾いたら金色の糸を通していきます。これもみんな違ってとってもかわいい!!


そしてこの時期、風の森の庭には甘酸っぱいにおいがあちこちから・・・
金柑、伊予かん、夏みかんがたわわに実っているのです。
こども達はコマ回しの合間にパクリ、ままごとの合間にパクリ、泥団子作りの合間にパクリ。
「風の森って食べられるもんがいっぱいでいいけんね〜」とはこどものつぶやき。
来年の春まで毎日食べられるね!